2006年 08月 29日
PHOTOSNIPER |
銃器に近い存在のカメラで民間人がいちばん入手しやすいものがロシア製のフォトスナイパーだろう。
初期のフォトスナイパーは「フェド+ミラーボックス+望遠レンズ」という組み合わせだったようだが、末期ではゼニットの一眼レフが使われている。写真のモデルは90年代中頃に新品で購入したもので、ボディはZENIT122S、レンズは300mmF4.5。
このスタイルでモータードライブ内蔵なら、もっと使いやすそうな気がするが、学生時代に韓国人の同級生が「機関銃は10万発撃っても当たらない」と言っていたので「1発必中」の心構えが大切なのだと思われる。
鉄道写真を撮影しようとして駅員に呼び止められたり、街頭のスナップ中に警察官から声を掛けられたりと、不思議と人気者になれるカメラでもあるが、あまり使用しない方が無難。撮影会でかわいいモデルのウケを狙ってみるあたりが最も平和的な使用法か。ただし、狙いは外れることも少なくないので要注意。
ちなみに、付属品一式と納めることのできる金属製のケースがあり、なかなか格好が良いため、購入するならこのケースやフィルター、ドライバーなどが揃っているものをおすすめする。
by camera_135
| 2006-08-29 21:29
| 中古カメラ