2005年 10月 03日
Canon AL-1 |
向かってマウント右側のプレートに刻まれた文字は「AF」ではなく「QF」、クイックフォーカスを意味する。ピントをファインダーのスクリーン上で確認するのではなく、その下で点滅する丸や三角の光の状態で判断するという近未来的な機能が搭載されているのだ。なお、本機能は、現在ではフォーカスエイドと言った方がわかりやすいだろう。AF一眼レフであれば「あたりまえ」のオマケ機能だ。
実際に便利な機能なのかどうかは「個人の判断」によるところだが、クイックフォーカスが唯一の特徴であるキヤノンAL-1に興味を持てるカメラファンなら、所有する意味を感じられると思う。
オートフォーカスが手の届きそうな夢だった時代に生まれた1台である。
by camera_135
| 2005-10-03 18:20
| 中古カメラ